中国人留学生231人に不正ビザの疑い、当局が調査を開始―ニュージーランド

Record China    2012年7月13日(金) 9時5分

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11日、ニュージーランド移民局は、230人以上の中国人留学生がビザ取得の際、偽の証明書を提出した可能性があるとして調査を開始すると宣言した。写真は3月、北京で開かれた留学フェア。

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2012年7月11日、ニュージーランド移民局は、230人以上の中国人留学生がビザ取得の際、偽の証明書を提出した可能性があるとして調査を開始すると宣言した。中国新聞網が伝えた。

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同移民局によると、北京の駐在事務所が発給したビザ300枚に不正の疑いがあることが判明、そのうちの231枚は中国人留学生向けに発給されたもので、彼らは今もニュージーランド国内に滞在していることが分かった。

11日から数週間かけて、不正ビザを所持している疑いのある留学生と個別に面談し、確認していくとしている。提出された学歴証明書と銀行の残高証明が偽物だった可能性があるという。

いずれも中国の仲介会社2社が手続きを代行したもので、移民局側の職員が不正に関与した可能性は今のところ確認されていない。同国のスティーブン・ジョイス高等教育相は「不正が確認された中国人留学生は全員、強制送還になる」と述べている。

ニュージーランドの外国人留学生数は年間約10万人。そのうち中国人留学生は最多を占めており、年間20億ドル(約1585億円)の経済効果をもたらしている。(翻訳・編集/NN)

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