「韓国の技術は脅威でない」日本企業の予想に、韓国ネットも共感「進歩はおろかこのままいったら退化」

Record China    2018年7月30日(月) 11時20分

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26日、韓国経済新聞によると、日本の主要企業は「今後10年のうちに中国とインドが技術力で日本を追い越す可能性が高い」とみていることが分かった。写真はソウル。

2018年7月26日、韓国経済新聞によると、日本の主要企業は「今後10年のうちに中国とインドが技術力で日本を追い越す可能性が高い」とみていることが分かった。

記事によると、トヨタ自動車、ソニー、パナソニック、日立製作所など日本の主要企業289社を対象にした「2018年度研究開発活動に関する調査」で、中国とインドの技術力が10年以内に日本を追い越すことが予想された。

現在と10年後の各国の研究開発(R&D)能力を5点満点で評価した結果、日本の技術水準は現在の3.8点から10年後に3.7点に小幅下落すると予想された。一方、インド(3.0点)と中国(3.5点)は、現在は日本企業よりも遅れているが、10年後にはインド3.8点、中国4.3点と、日本を上回る見通しとなった。中国は特に自動車や自動車部品の分野で、日本だけでなく米国をも抜いて、欧州連合(EU)に次ぐ世界第2位の技術力を備えると予想されたという。

一方、韓国の技術力に対しては「日本にとって大きな脅威にはならない」とする見方が大方を占めた。現在3.2点と評価されいる韓国の技術力は、10年後も同じく3.2点にとどまると予想された。新興開発途上国の中で「今後10年間に技術力が向上しない」とみられている国は韓国が唯一だったという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国は国を挙げて(最低賃金引き上げなど)企業潰しに躍起だから、技術力が向上しなくて当然」「韓国は技術開発に関心がないのか?」「韓国の将来が見えない」「成長は後回し。弱者への富の分配に一生懸命」「進歩はおろか、このままいったら退化してしまう」など、現政権への批判的意見が多く寄せられた。

また「私がみても、中国は今後怖い存在になる」「中国は侮れない」など、中国の今後を警戒する声も見られた。(翻訳・編集/三田)

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