2012年7月10日、広州日報によれば、「彼女をゲットできないので」という理由で書かれた退職願の画像がネット上で公開され、注目されている。

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7月2日の日付が入ったこの退職願。その理由は「工場が小さく、女性社員も少ないため、女をひっかけるのが難しいから」。これに上司数人が承認のサインをしているが、所見として「彼女ができないのは自身の責任だ。思い通りにならないのを人のせいにするな！」と書かれている。

この退職願の画像をミニブログで公開したユーザーの“＠luweiji”さんは、「これはいたずらなんかじゃない。順徳金泰徳電機有限公司（会社）であった事実だ」と記す。退職願を提出したのは工場の班長で、3年間も彼女ができず、仕事にも熱意が得られなくなり会社を辞めたのだという。だが、会社はこの社員のために女性社員と知り合いやすくしようとコンパや旅行まで主催していた。

“＠luweiji”さんは「辞めた社員もコメントを書いた上司も笑える。すごい笑いの才能だ」と記しているが、記者のインタビューに応じた会社側は「事実関係が確認できない」と回答。名前が挙げられた班長や上司も会社に存在しておらず、「『工場が小さい』とされているが、1000人近い従業員が働いており決して小さいとは言えない。書式も当社のものとは異なるため、当社の出来事ではないはずだ」と話している。

話題となっている退職願の出所がこの会社かどうかは確認できないものの、記事は「1000人近い従業員が働いているとはいえ男女比は8：1であり、男性従業員にとってはやはり恋人はつくりにくいだろう」としている。これについて会社側は「この業界では珍しいことではない」と反論している。（翻訳・編集/岡田）