2012年6月25日、環球時報によると、ドイツ紙ディ・ターゲスツァイトゥングが22日、中国の駐ドイツ大使のインタビュー記事を掲載し、その内容が注目されている。大使はドイツのサービス業について効率が悪く失望したと語った。

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5月30日、呉紅波（ウー・ホンボー）駐ドイツ大使はインタビューに「ドイツに来るまで、私はドイツが先進国であり、サービス業も素晴らしいだろうと思っていたが、一部のサービス業は中国にも及ばないことに気づいて失望させられた」と語り、大使公邸で水道管が破裂した際の出来事やインターネット回線の契約など自身の体験を例として挙げた。いずれも中国なら数日で終わることだが、ドイツでは無駄に長い時間がかかったという。

こうした面で効率が悪いことはドイツ人自身も認めていると記事は指摘し、その原因としてドイツは人的資源が不足気味であることと競争に乏しいことを挙げた。さらに、ドイツ人は規則にこだわる性格を持っており、高い品質のサービスを提供できない口実とされることもあるとしている。（翻訳・編集/岡田）