江沢民は死なず=軍への影響力確保狙う―独メディア

Record China    2012年6月24日(日) 15時28分

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21日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトは、今秋の第18回中国共産党全国代表大会(18大)でも決定的な役割を果たすと報じた。軍への影響力を保持するべく、腹心の部下を軍の要職に送り込もうと画策しているという。写真は人民大会堂。

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2012年6月21日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトは、今秋の第18回中国共産党全国代表大会(18大)でも決定的な役割を果たすと報じた。22日、世界日報が伝えた。

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85歳になる江沢民(ジアン・ズーミン)氏は深刻な心臓病を患っているといわれ、昨年は危篤説まで流れたほどだった。しかしその後体調を回復し、次期政権の人事を決める18大のキャスチングボートを握っているという。

人民解放軍に対する影響力が強い江沢民氏は18大後も影響力維持を画策している。そのために狙っている人事が、軍の人事を握る軍総政治部主任に腹心の賈廷安(グー・ティンアン)を送り込むことだという。

現在59歳の賈氏は軍人出身ではない。1982年に江氏の個人秘書となった賈氏は89年11月、江氏の中央軍事委員会主席就任と同時に軍事秘書に任命された。94年には中央軍事委員会弁公庁副主任に就任、軍の中枢に入り込んだ。現在、総政治部副主任の地位にある。

人事権を握る総政治部主任に腹心の部下を据えることができれば、胡錦濤(フー・ジンタオ)中央軍事委員会主席に対する強力な威嚇となり、江沢民派の影響力を残すことにつながる。(翻訳・編集/KT)

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