2012年6月13日、俳優の福山雅治が、テレビと映画の祭典に出席するために上海入りした。授賞式のプレゼンターとして、また歌手として、さらにレッドカーペットの華として日本を代表するスターの本領を発揮し、本人自身が驚くほどの歓迎を受けた。

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福山が中国で知られるようになるきっかけは、90年代のドラマ「ひとつ屋根の下」。13日夜に降り立った上海の空港では、方々から詰めかけたファン700人から熱烈な出迎えを受けた。

このほど閉幕した第18回上海国際テレビ祭と、それに続いて現在開催中の第15回上海国際映画祭のVIPゲストとして熱心な招へいに応えたかたち。今月15日に行われたテレビ祭の授賞式では、歴代の大スターが務めたプレゼンテーターを務め、中国での人気楽曲「最愛」を披露、歌手として中国での初ステージを踏んだ。翌16日には、映画祭開幕式のレッドカーペットを踏んだ。本人が認識していた以上の知名度と人気で、「24時間、オーラ全開でスターを演じなければ」といった主旨の発言をしている。

“中国版ツイッター”と称され、爆発的なユーザー数と利用度を誇る簡易投稿サイト「新浪微博(SINA Weibo)」にも18日午後1時過ぎ(現地時間)、公式アカウントを開設。さっそく、本人によるあいさつ動画もアップロードされた。まずは、正確な発音の中国語で「大家好、我是福山雅治（皆さんこんにちは。福山雅治です）」とごあいさつ。続いて日本語で、今回の登壇が光栄だったことや、現地の歓迎ぶりに対する喜び、上海に魅了されたこと、そして必ず再訪することなどを語った。（今後の更新内容自体は、スタッフによるものも含まれるという）

福山のアカウントには開設わずか5時間ですでに1万4000人近いフォロワーがついている。(翻訳・編集/愛玉)