中国初の女性宇宙飛行士が誕生、神舟9号の打ち上げ成功―中国

Record China    2012年6月16日(土) 19時46分

拡大

16日午後6時37分(日本時間同7時37分)、中国甘粛省の酒泉衛星発射センターから有人宇宙船「神舟9号」が打ち上げられた。

(1 / 6 枚)

2012年6月16日午後6時37分(日本時間同7時37分)、中国甘粛省の酒泉衛星発射センターから有人宇宙船「神舟9号」が打ち上げられた。昨年9月に打ち上げた無人宇宙実験室「天宮1号」と初の有人ドッキングを行う計画で、中国初の女性宇宙飛行士が搭乗していることも大きな話題となっている。新華社が伝えた。

その他の写真

乗組員は景海鵬(ジン・ハイポン)、劉旺(リウ・ワン)、劉洋(リウ・ヤン)の3人で、景海鵬飛行士は08年9月に打ち上げられた神舟7号にも搭乗しており、今回が2度目。劉洋飛行士は33歳で、15人の最終候補から選抜され、中国初の女性飛行士となった。その選考基準は厳しく、心身ともに成熟していることが求められ、25歳以上の既婚者で出産経験があること、虫歯やあざ・たこがないこと、口臭や体臭がないことなど、さまざまな条件が課された。

3人は10〜20日間滞在する予定で、天宮1号との手動制御によるドッキング実験を行う。ドッキングが成功すれば、米国ロシアに続き、有人ドッキング技術を確立した3番目の国となる。中国は2020年ごろまでに宇宙ステーションを建設する計画を進めている。(翻訳・編集/TH)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携