2012年6月8日、捜狐網は、中国クラブがブラジルの名サッカー選手カカの獲得を狙っていると報じた。

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2007年にはバロンドール（ヨーロッパ年間最優秀選手）、国際サッカー連盟（FIFA）最優秀選手に選ばれたカカ。イタリアのACミランからスペインのレアルマドリーに移籍後はかつての輝きを失っており、移籍がうわさされている。レアルマドリーも放出を検討していると言うが、その候補となったのが中国クラブだった。

元フランス代表FWアルネカを獲得し、チェルシーのFWドログバの獲得も秒読みとうわさされている上海申花が最初の候補となったが、2500万〜3000万（約26億4000万〜31億7000万円）という高額な移籍金がネックとなり、交渉は中断していた。

ところがイタリアメディアによると、イタリアの名将リッピ監督や南米最優秀選手コンカなど大型補強を続ける昨年の中国リーグ王者・広州恒大がカカ獲得に興味を示しているという。しかも年俸は1800万ユーロ（約19億円）と現在の2倍という好条件だという。ただカカは2014年のブラジルW杯出場を目指しており、レベルの低い中国リーグへの移籍を拒否する可能性が高い。他にもフランスのパリサンジェルマン、ブラジルのサンパウロが獲得に名乗りを挙げている。（翻訳・編集/KT）