北京の動物愛護団体、市場で買ったヘビ数千匹を自然に帰す…つもりがとんだ迷惑に―河北省

Record China    2012年6月5日(火) 18時3分

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1日、中国河北省承徳市興隆県の苗耳洞村に突如、数千匹のヘビが放され、村民たちをパニックに陥れた。北京から来た動物愛護グループが市場で買ったヘビを自然に帰す活動をしていたようだ。

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2012年6月1日、中国河北省承徳市興隆県の苗耳洞村に突如、数千匹のヘビが放され、村民たちをパニックに陥れた。北京から来た動物愛護グループが市場で買ったヘビを自然に帰す活動をしていたようだ。5日付で京華時報が伝えた。

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1日正午ごろ(現地時間)、北京市との境に近い苗耳洞村に突然、北京から10人余りの男女がやって来て数千匹のヘビを一斉に放した。これに驚いたのが地元の村民たち。これほど大量のヘビを放されたのだからたまらない。村民たちは急きょ、農作業の手を止め、ヘビ退治に乗り出す羽目に。ところが、ヘビは捕まえても捕まえても、一向に減る気配はない。

知らせを受けた地元警察が現場に駆けつけ、北京からの「ヘビ放生団」に事情聴取。一行は北京市郊外の花鳥魚虫市場でヘビ数千匹を買い占め、自然に帰してあげようと同村にやって来た動物愛護グループだということが分かった。結局、一行が迷惑料として村に4万元(約50万円)を支払うことで和解。

ヘビの種類は様々で、毒ヘビなのかどうかも分からない。地元の林業公安部は捕まえた複数のヘビを持ち帰り、急いで毒の有無を調べるとしている。同村では4日になってもまだ、ヘビ退治は続いていた。良いことをしたつもりが、とんだ迷惑行為となってしまったようだ。(翻訳・編集/NN)

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