インド政府、チベット自治区に領事館建設を申し入れ=中国政府は難色示す―インド紙

Record China    2012年5月30日(水) 10時10分

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28日、インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは、インド政府がチベット自治区ラサでの領事館開設を申し入れていると報じた。焼身抗議などの混乱が続いているだけに中国は候補地の変更を求めている。写真はラサ市のポタラ宮。

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2012年5月28日、インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは、インド政府がチベット自治区ラサでの領事館開設を申し入れていると報じた。29日、環球時報が伝えた。

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中国は、インドに既にある大使館(ニューデリー)、領事館(ムンバイとコルカタ)に加え、チェンナイに第3の領事館を開設しようとインド政府に申し入れた。インドはこれを受け入れる条件として、チベット自治区ラサ市へのインド領事館開設を申し入れたという。

現在、チベット自治区にはネパールの領事館があるだけ。インドの領事館は1962年の中印戦争時に閉鎖された。焼身抗議など混乱が続いていることもあり、中国政府は他国の領事館建設を警戒している。数年前にもインドの申し入れを拒否しているほか、米国の要求を拒否している。

今回も別の候補地に変えるよう求めているが、インド側はラサでの開設を強く求めているという。(翻訳・編集/KT)

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