ソフトウエア侵害事件で最も重い量刑、海賊版ウインドウズ販売した男に7年6カ月の実刑判決―中国

Record China    2012年5月18日(金) 18時2分

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16日、北京市第一中級人民法院はこのほど、海賊版Windowsを販売した男に7年6カ月の実刑判決を下した。これは中国における海賊版ソフトウエアに関する事件で最も重い量刑となる。写真は北京で売られている海賊版Windows 7。

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2012年5月16日、網易科技によると、米マイクロソフトの基本ソフトウエア(OS)Windowsの海賊版を販売した商亜軍(シャン・ヤージュン)に対し、北京市第一中級人民法院は2審で著作権侵害と登録商標を違法に製造して販売した罪で7年6カ月の実刑判決を下した。

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2011年7月、北京市海淀区警察当局は商亜軍の海賊版ソフトウエア工場を一斉摘発し、違法に製造された36万枚分のラベルを押収。1040万元(約1億3000万円)分の海賊版Windows XPやWindows 7、Windows Server 2008、Windows2003なども押収され、被害総額は7900万ドル(約63億円)に上った。

これは中国における海賊版ソフトウエアに関する事件で最も重い量刑となるが、海淀区検察院の王長林(ワン・チャンリン)副検察長は今後も知的所有権の刑事保護を強化し、違法な振る舞いを徹底的に取り締まっていくとしている。(翻訳・編集/岡田)

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