2012年5月16日、東方早報によると、上海市食品安全委員会の副主任で同委員会事務局の責任者を務める閻祖強（イエン・ズーチアン）氏と関係者が15日、復旦大学を訪れ、同校の大学院生で食品安全事件データベースサイト「窓の外に投げ捨てろ」の代表者・呉恒（ウー・ハン）さんらと食品安全性の問題などについて意見交換を行った。

【その他の写真】

閻氏は「データベースサイトを通じて社会に貢献しようという呉さんたちの姿勢は賞賛されるべきものだ」とし、今後も同サイトの継続に尽力するよう激励するとともに、市政府も呉さんたちがサイトを運営しやすいようにサポートすることを明らかにした。

呉さんたちの設立した食品安全事件データベースサイト「窓の外に投げ捨てろ」は2004〜2011年に起きた食品安全性の事件をデータベース化し、関連するニュースも収集している。2011年にも市政府から連絡を受けたものの話がうやむやになっていたが、今回は食品安全委員会との意見交換に至った。また、市食品薬品監督管理局も公式ミニブログで閻氏と呉さんらの意見交換を伝えている。（翻訳・編集/岡田）