日本大手企業のゲームが「中国人を侮辱」、人格をおとしめたとして訴訟の動きも―中国

Record China    2012年5月10日(木) 13時45分

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9日、スクウェア・エニックスから販売されたプレイステーション3、XBOX360用ゲーム「ケイン アンド リンチ2:ドッグ・デイズ」に中国を侮辱している内容が含まれているとして中国のネットで話題となった。写真はゲームの1シーン。

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2012年5月9日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、日本のスクウェア・エニックスから販売されたプレイステーション3、XBOX360用ゲーム「ケイン アンド リンチ2:ドッグ・デイズ」に中国を侮辱している内容が含まれているとして中国のネットで話題となった。

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ゲームはケインとリンチという2人の主人公が上海を舞台に暴れ回るという内容。武器を片手にさまざまな「暴力的任務」をこなしていく。任務の過程で上海警察との激しい銃撃戦が繰り広げられる。また貧民窟が汚らしく描かれているほか、壁に書かれているスローガンが本来は「百年の大計、品質が第一」であるはずなのに、「百年の大計、進捗第一、品質第二、安全第三」と変えられているという。

北京の劉[王林](リウ・リン)弁護士は「中国人の人格をおとしめた」容疑で精神的賠償1万元(約12万8000円)を求めて提訴した。なお開発メーカーのIOインタラクティブはこの件について謝罪声明を発表。「我々は中国文化と中国人民を尊重しており、誰をもおとしめるつもりはなかった」と釈明している。(翻訳・編集/KT)

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