南シナ海問題で中国が報復措置か=フィリピン産バナナの検疫を厳格化―中国メディア

Record China    2012年5月6日(日) 11時58分

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2012年5月4日、フィリピン・バナナ栽培輸出企業協会は、スカボロー礁(黄岩島)問題以後、中国がフィリピン産バナナの検疫が厳格化していると発表した。写真は中国のスーパーで販売されているバナナ。

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2012年5月4日、フィリピン・バナナ栽培輸出企業協会は、スカボロー礁(黄岩島)問題以後、中国がフィリピン産バナナの検疫が厳格化していると発表した。5日、中国新聞社が伝えた。

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4月10日、フィリピン海軍が南シナ海のスカボロー礁で中国漁船を拿捕しようとしたことから始まった今回の問題。間もなく1カ月を迎える今もスカボロー礁では両国巡視艇によるにらみ合いが続いている。一部中国ネットユーザーからは武力行使を呼びかける声も上がるなど、中国世論の注目も集めている。

フィリピン・バナナ栽培輸出企業協会の発表によると、事件後、中国の検疫が厳格化されて輸出に支障をきたしているという。フィリピン産バナナの輸出では中国市場が過半数を占めるだけに影響は甚大だ。同協会はフィリピン政府の支援を求めている。フィリピン大統領府はスカボロー礁という主権問題が貿易などの問題に影響しないよう求めるコメントを発表した。(翻訳・編集/KT)

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