金持ち中国人留学生が犯罪のターゲットに、留学ブームの不安―中国

Record China    2012年5月6日(日) 10時57分

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3日、中国人イコール金持ちと見られており、留学生は犯罪の格好のターゲットになっているという。写真はニュージーランドで殺害された中国人留学生の追悼式典。

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2012年5月3日、浙江日報は中国人留学生を狙った事件が頻発していると伝えた。

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4月11日、米カリフォルニア州の南カリフォルニア大学の中国人留学生2人が車の中で銃殺される事件が起きた。その一週間後、追悼式が行われたが、その夜に中国人留学生を狙った強盗未遂事件も起きている。中国では海外留学ブームが続いているが、相次ぐ事件により安全問題という新たな不安が表面化している。

ドイツに留学中の肖威(シャオ・ウェイ)さんは中国人留学生が被害に遭った事件の情報を収集。その原因を分析している。今や中国人イコール金持ちと見られていることが多く、ターゲットになりやすいのだという。カリフォルニアの事件でも留学生がBMWに乗っていたと大々的に報道された。また他国と異なり、中国では安全教育が欠如していることから、天災などのアクシデントに遭遇した時の対処が分からないのが問題だと指摘している。

専門家も中国人留学生は現地の文化や事情、どの地域が危険なのかなどの情報をよく理解していないのが問題だとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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