「中国人怒り心頭」の日本のラノベ『二度目の人生を異世界で』、作者が謝罪=テレビアニメの声優は続々降板―中国メディア

Record China    2018年6月6日(水) 12時0分

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5日、中国メディアの観察者網は、主人公の設定が「中国を侵略し3000人以上を虐殺した日本軍兵士ではないか」などと日本や中国で物議を醸した日本のライトノベルの作者が、作品の一部表現やツイッターでの過去の不適切な発言を謝罪したと報じた。資料写真。

2018年6月5日、中国メディアの観察者網は、主人公の設定が「中国を侵略し3000人以上を虐殺した日本軍兵士ではないか」「南京大虐殺の犯人はこいつか」などと日本や中国で物議を醸した日本のライトノベル「二度目の人生を異世界で」の作者がこのほどツイッターで、作品の一部表現やツイッターでの過去の不適切な発言を謝罪したと報じた。

観察者網によると、剣客である主人公の設定は「15歳で中国大陸へ渡り黒社会で活動。5年後に日本の『世界戦争』に従軍し、4年間の従軍期間中に3712人を殺害。94歳で亡くなった後に異世界で二度目の人生を送り、『人生の勝ち組』となり美女にちやほやされる」というもの。

このライトノベルが日本の小説投稿サイトで連載が始まったのが2014年1月であり、そこから計算すると主人公が3000人以上を殺害したのは日本軍が中国を侵略した時期に成し遂げられたことになることから、日本の読者から「南京大虐殺の犯人はこいつか」などの指摘が出ていた。

また、作者のまいん氏は、小説が連載される前の2013年にも、ツイッターで中国を「虫国」と表記するなど嫌中発言を繰り返していた。

作品はその後、書籍化され、今年5月22日には、同10月からテレビアニメ化されることが発表された。それを受け、中国のアニメ愛好家の間でも話題となり、作品の内容が問題視されていたという。このほど取り上げた環球時報は、「中国人が見たら怒り心頭」などと伝えていた。

観察者網は「小説内のあちこちで、主人公が中国を侵略し3000人以上を虐殺した日本軍兵士であることが暗示されていた。その日本の作者がついに謝罪した」と伝えた。

その上で、作者のまいん氏がツイッターで、過去の発言を「事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った発言ではありますが、行きすぎた内容であったことを深く反省しており、不快に思われた皆さまのお許しを頂けるとは思っておりませんが、心より謝罪させて頂きたい」としてツイートすべてを削除し、アカウントも廃止すると表明したこと、「二度目の人生を異世界で」の一部表現についても「自らの拙い文章表現と軽率な発言により、不快感を与える文章となってしまっている」と謝罪し、小説投稿サイト「小説家になろう」上の該当箇所の公開を停止して内容を精査すること、書籍版に関しても修正を行えないか出版社と相談することなどを明らかにしたと伝えた。

なお、報道によると、同作のテレビアニメに出演予定だった主要キャストの声優4人が相次いで降板を決めた。降板理由は明らかにされていないという。(翻訳・編集/柳川)

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