北朝鮮の核実験阻止へ、世界が中国の出方を注視―中国メディア

Record China    2012年4月27日(金) 18時42分

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26日、北朝鮮が近く核実験に踏み切るとの観測が広まる中、世界が中国の出方に注目している。資料写真。

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2012年4月26日、北朝鮮が近く核実験に踏み切るとの観測が広まる中、世界が中国の出方に注目している。環球時報の報道。

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25日付の英・ロイター通信は、中国外交部の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)副部長が北朝鮮問題について行った発言内容について、「中国は北朝鮮に対し、警告を含んだニュアンスで核実験中止を求めた」と報じた。崔副部長は、「朝鮮半島と北東アジアにおける平和と安定は中国の国益であり、関連各方面の利益である。中国は、同地区の平和と安定を脅かす一切について反対の立場である」と発言している。同日付の日本の報道では、米国がこの後押しをしているとの見方だ。米国は北朝鮮による3回目の核実験を阻止すべく、中国側からの圧力を求める方向で、5月3〜4日に北京で行われる第4回米中戦略・経済対話でこれを申し出る見通し。

一方、北朝鮮は核実験に随時踏み切る体制をすでに整えており、米中戦略・経済対話での米中の出方を見ていると考えられている。ただし、中国が北朝鮮に対して行使できる影響力には限りがあるとの指摘もある。北朝鮮による挑発を非難しつつも、実際に制裁に踏み切ってこなかった中国の態度が背景にある。(翻訳・編集/愛玉)

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