偽造外国人登録証はもう使えない!在日外国人に7月から「在留カード」交付―華字紙

Record China    2012年4月20日(金) 11時51分

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19日、日本の華字紙は、在日外国人向けに7月から始まる新しい在留管理制度について紹介した。現行の外国人登録証を廃止して、新たに「在留カード」が交付される。写真は上野。

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2012年4月19日、華字紙・中文導報は、在日外国人向けに7月から始まる新しい在留管理制度について紹介した。現行の外国人登録証を廃止して、新たに「在留カード」が交付される。

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カードの表面に氏名等の基本的身分事項や在留資格、在留期間が記載され、顔写真が貼付される。また、有効な旅券と在留カードを所持する外国人が日本から出国する際、1年以内に再入国する場合は原則として再入国許可の手続きが不要になる。東日本大震災の際、再入国許可の手続きをせずに慌てて出国した外国人が多く、再入国に手間取ったことも反映された。

ところが、便利になったと喜ぶ外国人だけではない。留学生の場合、アルバイトが許されているのは週28時間以内だが、学費や生活費を稼ぐためにこれを超えている場合も少なくない。中国人留学生の劉(リウ)さんは「中華料理店で週60時間働いているが、在留カードには『週28時間を超えると違法』と書かれるらしい。日本人は決まりを守るから、これを知ったらきっと働かせてもらえなくなる」と心配する。

在留カード導入の最大の目的は不法滞在者と不法就労者をなくすことだという。7月以降、一定期間内に在留カードへの更新が義務付けられている。記事は、偽造した外国人登録証を使用している中国人も少なくないが、当然のことながら更新は不可能となり、アルバイトすらできなくなる場合もある、と指摘している。(翻訳・編集/NN)

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