五輪金メダリストに第2子誕生、一人っ子政策違反で調査始まる―中国

Record China    2012年4月19日(木) 15時53分

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18日、高飛び込みの五輪金メダリスト、ティエン・リャンの第2子が香港で生まれたとの報道を受けて、陝西省人口計画生育委員会が一人っ子政策違反の疑いで調査に乗り出した。写真はティエン・リャンと妻でタレントのイェ・イーチァン。

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2012年4月18日、中国陝西省人口計画生育委員会は「ティエン・リャン(田亮)第2子誕生」の報道を受けて、すでに担当者を同省水泳スポーツ管理センターに派遣し、事実関係について調査を開始したと発表した。中国新聞社が伝えた。

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ティエン・リャンは高飛び込みの五輪金メダリストで、「飛び込み王子」の愛称を持つ国民的な人気アスリート。2007年に人気アイドルのイェ・イーチァン(葉一茜)と結婚し、翌2008年に女児が誕生。同年に現役引退を表明し、その後はタレント業を中心に活動している。今年に入り、妻のイェ・イーチァンが香港で男児を出産したことがメディアの報道によって明らかになった。

ティエン・リャン自身は一人っ子ではなく、その他の条件を考慮しても同夫妻が第2子を出産する資格はない。陝西省人口計画生育委員会は18日、「ティエン・リャン夫妻がともに陝西省籍ならば、香港で第2子を産むことは同省が規定する国の一人っ子政策に反する行為だ」と発言。すでに調査を開始しているとコメントした。国家人口計画生育委員会によると、夫婦ともに中国本土籍の場合、香港で第2子を出生することは違法。もし香港で出生した第2子を香港で育てる場合、違法ではあるが一人っ子政策に反した罰金の「社会扶養費」を払う必要はない。ただし香港で生まれた第2子を中国本土内で2年間のうち継続あるいは断続的に18カ月育てた場合は「社会扶養費」を支払う義務がある。(翻訳・編集/本郷)

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