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29日、「南京大虐殺」の生存者で、日本で行われた集会で「日本軍の犯罪行為」を証言したこともある仇秀英さんが死去した。写真は南京大虐殺記念館の展示物。
2018年5月29日、中国新聞網は、「南京大虐殺」の生存者で、日本で行われた集会で「日本軍の犯罪行為」を証言したこともある仇秀英(チウ・シウイン)さんが同日午後、死去したと報じた。
江蘇省の「南京大虐殺記念館(侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館)」が公式ウェイボーで明らかにしたもので、「1930年生まれの仇さんは、南京陥落後、5人家族全員で地下室に隠れていた。ある日、仇さんの母と兄が地下室から出たところ、数人の日本兵が母に向かって発砲し、弾は肩の後ろから前胸へと入った。母は地面に倒れ、痛みをこらえながら、地下室へ転がり入ってきた。その後、日本兵は地下室の入り口に火を放った。母は引きずり出された時にはすでに息をしていなかった。仇さんは家族と共に難民所から帰宅する途中、ユウ江門(ユウはてへんに邑)の周囲が死体で埋め尽くされていたのを目撃した」と紹介した。
さらに、仇さんが生前、日本で行われた集会で「日本軍が南京で犯した反人類的な犯罪行為」を証言したこと、仇さんが息子に繰り返し「平和でなければならない。二度と戦争が起きてはならない」と語っていたことも紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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