2012年4月16日、中国が超高級携帯電話いわゆる「ゴージャス携帯」の主要市場になりつつあるという。新浪科技が伝えた。

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市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、2010年から2015年までに、ゴージャス携帯電話の市場規模は全世界で37％増の7億1900万ドル（約578億円）に達する見通し。その最大の市場は中国を筆頭に、日本、中東、ロシアなど。これらの国・地域ではゴージャス携帯が一部の人たちの間でブームとなっている。

同社のFflur Roberts氏は「携帯電話は最も規模が小さいぜいたく品市場だが、その成長スピードはとても速い。高級腕時計や高級ジュエリー市場の延長でもあり、富と成功をひけらかす一種のステータスにもなりつつある」と指摘する。

同社によると、シェアトップは1998年に設立されたノキア傘下の高級携帯電話メーカー「Vertu（ヴァーチュ）」。同社のPerry Oosting総裁は「過去10年で30万台を売り上げた」と話している。昨年10月には初のタッチパネル式となる「Constellation（コンステレーション）」を4400ユーロ（約46万円）で発売。「Signature（シグネチャー）」シリーズの最上級モデルは1万2500ユーロ（約131万円）で販売されている。（翻訳・編集/NN）