2012年4月12日、香港の元アイドル女優、ナム・キットイン（藍潔瑛）がバーに姿を見せ、その老いた姿が話題になっている。新華網が伝えた。

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今年49歳のナム・キットインは、80年代にアイドル女優として絶大な人気を誇った。チョウ・ユンファ（周潤發）やアンディ・ラウ（劉徳華）、トニー・レオン（梁朝偉）など大物スターの相手役が多く、その美貌は「［青見］絶五台山」（当時の5大テレビ局を制圧する美しさ、の意味）と絶賛された。

しかし、近年は奇行を繰り返し、精神疾患を抱えて女優の仕事はすっかり引退状態。今月9日、友人と一緒にバーに姿を見せたが、通行人に罵声を浴びせ大騒ぎに。さらに、過去の美貌とはすっかり様変わりした白髪で痩せ衰えた姿が報道され、世間を驚かせている。

アンディやトニーと同じく、テレビ局・無線電視（TVB）の俳優養成所の出身。最近では、昔なじみのアンディからもらった生活援助金10万香港ドル（約104万円）を酒場で盗まれたことが明らかになった。窮状を心配したアンディのファンも、ファンクラブで寄付金を集めて彼女に贈っている。（翻訳・編集/Mathilda）