世界第2の通信機器メーカーに躍進した華為、2012年は厳しい年に―中国メディア

Record China    2012年4月6日(金) 6時34分

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4日、米調査会社・ABIリサーチがこのほど公表したデータによると、華為(Huawei)の2011年第4四半期の営業収入は、前年同期比38%増の約2080億円で、世界第2位の通信機器メーカーに躍り出た。写真は深センにある華為のオフィスビル。

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2012年4月4日、米調査会社・ABIリサーチ(ABI Research)がこのほど公表したデータによると、華為(Huawei)の2011年第4四半期の営業収入は、25.3億ドル(約2080億円)で、前年同期比38%増だった。中国大手ポータルサイト・新浪(SINA)が伝えた。

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これにより、ノキアシーメンスネットワークス(Nokia Siemens Networks)の24億ドル(約1973億円)を抜き、世界第2位の通信機器メーカーに躍り出た。営業収入で1位になったのは、エリクソン(Telefonaktiebolaget LM Ericsson)で、35億ドル(約2878億円)だった。

順調に成長を続けている華為だが、2012年は波乱含みとなると予想される。というのも、同社は今年3月にオーストラリア政府から同国のブロードバンドへの投資を禁止されている。投資禁止に関して当局は理由を明かさなかったが、専門家は、当局がサイバー攻撃を懸念したためとみている。

また、米ソフトウェア会社・シマンテック・コーポレーション(Symantec Corporation)には安全性を理由に提携関係を打ち切られ、今年3月末に同社の華為株を5.3億ドル(約435億円)で華為に売却した。

さらに、一部の専門家によると、米政府からの過度の監視が原因で、華為はシリコンバレーの同社オフィスを閉鎖し、米国の業務運営から撤退する計画という。(翻訳・編集/内山

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