GAPも謝罪!Tシャツに描かれた中国地図に指摘で―米華字メディア

Record China    2018年5月15日(火) 11時40分

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14日、中国ネットユーザーの間で1枚のTシャツが物議をかもしている。米国アパレルブランドのGAPのTシャツに描かれた地図に問題があったという。資料写真。

2018年5月14日、米華字メディア・多維新聞によると、ある中国のネットユーザーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で米国アパレルブランドのGAPのTシャツにプリントされた中国の地図がおかしいと投稿し、話題を集めている。

ネット上に投稿された写真によると、Tシャツの地図はチベット南部(アルナーチャル・プラデーシュ州)、アクサイチン(インドが自国の領土と主張するカシミール地方)、台湾、および南シナ海エリアが全てなくなっている。渤海の形も変形している。

投稿者は「中国市場でビジネスを行う外資系企業に心から忠告しよう。中国政府のタブーに触れるなよ。たとえ海外だけで販売していたとしても、ネットの発達のおかげで国内の人も全部見えちゃうんだよ」「今のような消費者至上の時代に、自社の政治的立場を堅持するために中国市場でのビジネスチャンスを放棄するというなら、逆にこの会社に感心するよ」とコメントを添えた。

さらに、投稿者は「この地図は中国が領有権を主張し、他国と争っている地域ばかりが除かれていることが最大の問題だ」と指摘している。

これを受け、GAPは現地時間14日に声明を発表。「意図しないミスに心からおわび申し上げる」と謝罪し、内部調査を行っていることや、早急にデザインを修正することなどを明らかにした。

中国地図や台湾の扱いをめぐっては、世界各国の企業が中国からの指摘を受けて謝罪に追い込まれている。(翻訳・編集/山口)

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