中国初の国産空母が試験航海=専門家「米空母に匹敵できる能力ではない」―米華字メディア

Record China    2018年5月14日(月) 10時0分

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13日、米華字メディアの多維新聞は、中国初の国産空母が停泊していた遼寧省大連の造船施設を出て試験航海を始めたことについて、「西側メディアは中国空母の技術は時代遅れだと伝えている」と報じた。写真は中国初の国産空母。

2018年5月13日、米華字メディアの多維新聞は、中国初の国産空母が停泊していた遼寧省大連の造船施設を出て試験航海を始めたことについて、「西側メディアは中国空母の技術は時代遅れだと伝えている」と報じた。

記事は「中国初の国産空母が北京時間の5月13日、造船施設を出て試験航海を始めたことが西側メディアの大きな関心を集めている」とし、米CNNの報道を紹介した。

CNNは、中国初の国産空母について「中国にとって2隻目の空母であり、中国国内で完全に設計・建造された最初の空母だ」とした上で、その試験航海について「これは世界をリードする海洋大国に匹敵する海軍を築くための歴史的なステップだ」と指摘した。

一方で、オーストラリア・シドニーのシンクタンク、ローウィー研究所の安全保障問題専門家、サム・ロッヘフェーン氏の話として「中国の新しい空母はアジア地域での中国の軍事力を大いに高めることになるだろう。だがその技術は時代遅れであり、世界の海軍の超大国である米国にはるかに後れを取っている。この空母はアジアにおける米国の軍事力に正面から挑戦するためのものではない。なぜなら根本的に米国の空母と同じランクではないからだ」と伝えた。

CNNは米海軍について「現時点でどの国よりも多い11隻の原子力空母を保有している」とし「空母から航空機を射出するためのカタパルト技術が米国に優位性をもたらしている」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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