韓国が空母の開発急ぐ、日本を意識―中国メディア

Record China    2018年5月12日(土) 9時20分

拡大

韓国で強襲揚陸艦の2番艦が進水した。開発を急ぐ背景には海上自衛隊の「いずも型護衛艦」の存在があるという。写真はいずも。

2018年5月10日、澎湃新聞によると、韓国で強襲揚陸艦「馬羅島(マラド)」が進水した。独島(トクト)級揚陸艦の2番艦で、全長199.4メートル、全幅31メートル、満載排水量は1万9000トンで、10機のヘリコプターとエア・クッション型揚陸艇2隻を積載、運用できるとされ、2020年の正式就役を予定している。

2番艦は1番艦「独島」と比べイージスシステムが強化されている。韓国・聯合ニュースは、正式に就役すれば韓国海軍の揚陸作戦能力は大幅に向上するとし、今後はさらに3番艦の建造や天王峰(チョナンボン)級揚陸艦を増強する可能性もあると伝えている。

軍事アナリストは、韓国は高い造船技術を保有しており、艦載機の課題さえクリアできれば短期間のうちに垂直離着陸機(VTOL)の運用可能な軽空母も開発できると指摘している。

強襲揚陸艦配備や軽空母開発の可能性について、軍事アナリストは日本がいずも型護衛艦の空母化を検討していることが背景にあると指摘。日本がいずも型護衛艦をVTOLの積載、運用が可能な状態に改装すれば、韓国にとって大きな脅威になり得ると分析しているという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携