アップルの使いっ走りから脱却するために、中国企業に必要なイノベーション―中国紙

Record China    2012年3月30日(金) 5時12分

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28日、北京商報は記事「中国製造業が直面する『産業はあれど製品がない』の苦境」を掲載した。アップル社の主要サプライヤーの多くを占めるなど、中国企業は優秀な製造技術を有しているが、独自の製品を持ち合わせていない。写真はアップル製品専売店。

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2012年3月28日、北京商報は記事「中国製造業が直面する『産業はあれど製品がない』の苦境」を掲載した。

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16日、米アップル社は新型iPadを発売。3日間で300万台を売り上げるという成功を治めた。ある意味では、アップル製品は中国の産業とも言える。アップル社は世界156社の主要サプライヤーを公表しているが、その多くは中国企業だからだ。だが、アップル製品は中国の産業であったとしても、中国の製品ではない。

ピラミッドの頂点に位置するアップル社に対し、中国企業はほとんど発言権を持っていない。iPadの売値のうち中国企業の取り分はわずかに2%。iPhoneだとさらに低く1.8%しかない。

光華デザイン発展基金会の張[王奇](ジャン・チー)理事長は、アップル製品の組立てに代表されるように中国企業はすでに製造技術、デザイン能力を有していると指摘。中国企業は独自のイノベーションを通じて「産業はあれど製品がない」苦境を脱しなければいけないと指摘している。(翻訳・編集/KT)

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