「違約金払っても良い就職先を」、大学生の内定蹴り拡大―中国

Record China    2012年3月26日(月) 10時0分

拡大

21日、中国で大学生の就職内定蹴りが広がっている。写真は12年3月、吉林大学で行われた就職セミナー。

(1 / 8 枚)

2012年3月21日、台湾のNOWnewsによると、中国で大学生の就職内定蹴りが広がっている。とりあえず内定を確保し、より条件のいい企業が見つかったら高額の違約金を払って乗り換えるもの。市民の間では「ロバに乗って馬を探す行為」 と賛否を呼んでいる。

その他の写真

中国青年報社会調査センターが2107人を対象に行った調査結果によると、回答者の99.2%が「内定蹴りが最近増えている」と認識。内定蹴りを「支持する」は26.2%、「支持しない」は28.2%、「どちらともいえない」は45.5%だった。

内定蹴りが広がる主な理由として、74.9%が「就職競争の激化で、よりよい企業を見つけるため」と回答。「就職に対する正しい認識の欠如」が51.4%、「企業の行き過ぎた青田買い」、「学校側の就職率に対する要求の高さ」がともに39.6%だった。

同紙では「安易な内定蹴りで大学生への信頼度が下がり、後輩の就職活動にも悪影響を及ぼす」と懸念している。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携