<レコチャ広場>中国製のドッグフードが米国人のペットの命を奪う?―中国

Record China    2012年3月24日(土) 19時8分

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21日、中国人ブロガーの陳志国氏が「中国製のドッグフードが米国のペットを殺す?」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は中国のスーパーのドッグフード売り場。

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2012年3月21日、中国人ブロガーの陳志国(チェン・ジーグオ)氏が「中国製のドッグフードが米国のペットを殺す?」と題した記事を中国のブログサイト・騰訊博客に掲載した。

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ネット上で米ABCのニュース「中国製のドッグフードが米国のペットを殺す?」を見た。そこにはこんな風に書かれていた。「過去4カ月、米食品医薬品局(FDA)が受けた苦情は530件。『中国製のドッグフードを食べた愛犬が病気になったり、死亡したりした』というものもあった」。だが、これは530件のうちの何件分なのか?500件?それとも50件?それはすべて間違いのない事実なのか。なぜ、「中国製」をそこまで強調するのか。

また、こんなことも書いてあった。「2005〜2010年、輸入食品が原因による食中毒事件は39件、患者数は2300人を超えた。そのうちの半数弱はアジアからのもの」。中国に関する正確な数字はどこにも書かれていない。中国は単にアジアの一員である。だが、まるでこれらのすべてが中国産だと言っているようだ。

筆者はまず、これは「先入観」だと言いたい。何の根拠もないのに、責任を「中国」に押し付けている。たとえ、一部は中国と関連していたとしても、中国だけにすべての責任をなすりつけるのはおかしい。もちろん、中国側も品質には細心の注意を払わなければならないのだが。

この「中国製ドッグフード」騒ぎは、要するに「中国脅威論」のコピー版といってよいだろう。だが、中国と米国の経済・貿易関係は「和すれば双方に利益があり、闘えばともに傷つく」だ。互いに補い合い、双方がともに利益を得て、勝者になることを願っている。(翻訳・編集/NN)

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