日本観光の中国人客が徐々に回復、中国側からビザ緩和の呼び掛けも―中国メディア

Record China    2012年3月16日(金) 19時38分

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15日、中国国家観光局日本首席代表の張西龍氏は「日本は一層の中国人向け観光ビザの規制緩和を」と呼び掛けた。写真は大阪。

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2012年3月15日、中国国家観光局日本首席代表の張西龍(ジャン・シーロン)氏は千葉県で行った講演の席上、日本観光に訪れる中国人客は徐々に回復しており、今年、日中両国を行き来する観光客は延べ600万人に達する見込みだと明かした。16日付で新華網が伝えた。

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張代表は、日中両国は2000年に観光交流に着手、2005年に日中の観光客数は400万人に達し、2010年には500万人を超えたものの、2011年は東日本大震災と福島原発事故の影響で、訪日中国人観光客は前年比26%減の104万人となった。2011年7月、日本政府は中国人向け個人マルチビザの発給を開始。これは2009年に日本政府が中国向け個人観光ビザを開放してから最大の中国人向けビザ改革だった。

「日本は一層の中国人向け観光ビザの規制緩和を」と張代表は呼び掛け、日本に72時間一時滞在ビザの発給数増加による入国審査の効率化を提案している。また、より多くの中国語ガイドの育成と中国語テレビチャンネルを日本のホテルに追加してほしいと要望した。(翻訳・編集/渡邊英子)

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