2012年3月13日、中国甘粛省の現地当局は85人を動員し、祁連山麓一帯でネズミ駆除を行った。チャイナフォトプレスが伝えた。

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近年、放牧をやめ草原を取り戻すための自然再生プロジェクトにより草原の生態は好転しているが、それとともに一部の地域でネズミによる被害が頻発している。ネズミは祁連山麓の約11万ヘクタールにわたって大量発生しており、うち約4万ヘクタールは深刻な被害を受けている。そのため、省武装警察森林総隊張掖市分隊は今回、粛南ユグル族自治県での駆除活動を実行した。活動面積は、1日目にして約800ヘクタールという大きな成果を上げた。

4．5トンの殺鼠剤と駆除用のエサ60トンを使用し、1000人以上の人員が駆除活動に携わっている。（翻訳・編集/内山）