韓国チェジュ航空、中国人留学生に直接謝罪=台湾・香港を国扱いした問題で―中国メディア

Record China    2018年4月24日(火) 21時50分

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24日、中国中央人民ラジオのニュースサイト「央広網」は、韓国の格安航空会社、チェジュ航空が求人ポスターで台湾、香港を中国と同等に併記した問題で進展があったと伝えた。資料写真。

2018年4月24日、中国中央人民ラジオのニュースサイト「央広網」は、韓国の格安航空会社、チェジュ航空が求人ポスターで台湾、香港を中国と同等に併記した問題で進展があったと伝えた。

ソウル市立大に留学中の中国人女子学生は13日、学内に掲示されたチェジュ航空のポスターに、「台湾人」「香港人」という表記が「中国人」と併記されていた上、中国国旗と台湾旗、香港特別行政区旗も併記されていることを知った。

女子学生は15日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)にこのポスターの画像を投稿し、ポスターを制作したK−PALとの交渉過程を明らかにしたところ、チェジュ航空は18日夜、公式ウェイボー上で、ポスターの内容に不備があったことを認め謝罪する声明を発表した。

女子学生は2日後、在韓中国大使館の教育処に出向き、教育処経由でチェジュ航空の責任者から謝罪の意を伝えられた。

記事はこうした経緯を紹介した上で、23日に事件に進展があったと伝えた。女子学生は在韓中国大使館の職員とともにチェジュ航空の責任者と面会したことをウェイボーで明らかにした。責任者は女子学生に事件の詳しい状況を説明した上で謝罪し、ポスターおよびインターネット上の関連情報を修正中であることを明らかにしたという。

記事によると、女子学生はポスターに「台湾人と香港人は共に中国人」と書き加えるなどした上で、K−PALにポスターの修正を求めたが、逆に「ポスターを1枚でもはがせば懲罰委員会に報告する」などと警告を受けた。

K−PAL側はその後、一転して女子学生に謝罪したが、「紛らわしい表現」について謝罪しただけで、その政治的に誤った行為については触れなかった。また、修正済みのポスターが女子学生の元に送られてきたが、誤りがまだ残っていたため、女子学生は「チェジュ航空の対応には改善すべき点がある」などとしていた。(翻訳・編集/柳川)

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