乗客が機内に爆竹持ち込み、途中の空港に緊急着陸=ずさんな保安体制に非難集中―中国

Record China    2012年3月9日(金) 7時26分

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6日、中国海南省の三亜から北京に向かって飛んでいた中国国際航空機が、機内に爆竹が持ち込まれていたことが分かり、途中の広西チワン族自治区の空港に緊急着陸した。資料写真。

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2012年3月6日、中国海南省の三亜から北京に向かって飛んでいた中国国際航空(CA)機が、機内に爆竹が持ち込まれていたことが分かり、途中の広西チワン族自治区の空港に緊急着陸した。8日付で北京晨報が伝えた。

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爆竹騒ぎがあったのは、6日正午過ぎに三亜から北京に向かっていたCA1370便。三亜を飛び立って1時間ほどしたころ、乗客の1人が機内に爆竹を持ち込んでいたことが分かり、広西チワン族自治区南寧の空港に緊急着陸した。その後、乗客全員の保安検査がやり直され、同日夕にようやく再び北京に向かって飛び立った。

これについて、爆竹を持ち込んでしまった張本人の蒋(ジアン)さんがマイクロブログで弁明している。それによると、蒋さんは甥っ子と親戚の女性の3人で同機に搭乗したが、うっかりして手荷物のカバンの中に爆竹を入れっぱなしに。機内で甥っ子がおやつを欲しがったのでカバンを開けたところ、爆竹を発見。慌てて客室乗務員に報告し、爆竹も手渡した。

事件を受け、爆竹の持ち込みを許してしまった三亜鳳凰国際空港の保安体制に非難が集中している。空港側は「原因については現在調査中」として、それ以上はノーコメント。別の乗客が事件後、マイクロブログに「誰かが機内で爆竹を鳴らしたらしい」と書き込んだが、「そうした事実はない」と否定している。(翻訳・編集/NN)

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