偽の路線バスを運行!乗客に強盗はたらく―広東省深セン市

Record China    2012年3月8日(木) 12時29分

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7日、広東省深セン市で男4人が偽の路線バスを運行させ、知らずに乗った乗客から金銭を脅し取るという事件が起きていたことが分かった。

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2012年3月7日、羊城晩報によると、広東省深セン市で男4人が偽のバスを運行させ、知らずに乗った乗客から金銭を脅し取るという事件が起きた。犯人たちは身柄を拘束された際、警官に「お茶でも飲んでくれ」と言い、わいろとして数千元を渡してその場を逃れようとしていた。犯人の一人はリストラされた元バス運転手だった。

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事件が起きたのは深セン市868番のバス路線で、偽のバスには廃車となった車両が使われ、盗んだ本物のナンバープレートを掲げていたため、一般人にはそれが偽物のバスだとまったく気づかないほどの出来栄えだったという。

バスが高速道路に入り、人目につきにくい状況になると犯人たちは乗客を脅し、反抗する乗客には容赦なく暴行を加えていた。金銭を脅し取った後は、乗客を無理やりバスから降ろしていたという。犯人たちは偽のバスを完成させてから、2カ月余りにわたって乗客に強盗を働き、約100人から金銭を脅し取ったことが判明している。

犯人たちによると、奪った金銭は計2万〜3万元(約26万〜39万円)。廃車となっていたバスを入手するのに使った金額は約4万元(約52万円)で、これを路線バスに仕立てるのに使った額は1万元(約13万円)だったことも、取り調べで明らかになった。

同路線では他にもここ2年余りにわたって偽のバスが運行しており、車上での偽札使用や価格が不当に高い乗車券の販売、強盗などが問題となっている。当局が捜査し、メディアも報じていたが、実態は未だ明らかにはなっていない。(翻訳・編集/岡田)

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