「英雄母さん」だけではなかった、大学生が飛び降り自殺の同級生をキャッチ―湖南省

Record China    2012年3月7日(水) 8時58分

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5日、中国湖南省に宿舎7階から飛び降りた同級生を助けようとして、大けがを負った青年がいる。中国では昨年7月、マンション10階から転落した2歳女児を両手でキャッチし、命を救った女性が大々的に取り上げられ、英雄扱いされたばかり。

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2012年3月5日、中国湖南省に宿舎7階から飛び降りた同級生を助けようとして、大けがを負った青年がいる。中国では昨年7月、マンション10階から転落した2歳女児を両手でキャッチし、命を救った女性が大々的に取り上げられ、英雄扱いされたばかり。北京晨報がこの隠れた英雄を取材した。

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青年は同省湘郷市在住の易亮(イー・リアン)さん(23)で、湖南師範大学物理信息学院の大学生。2010年4月、同級生の彭凱(ポン・カイ)さんと一緒にうつ病を患っていた同級生の張(ジャン)さんを見舞おうと、宿舎に向かった。

ところが、宿舎に着いてみると、ちょうど張さんが7階の屋上から今にも飛び降りようとしていた。彭さんは慌てて警察に電話。易さんは大声で「馬鹿なことは止めろ!」と呼び掛けたが、間もなく張さんは飛び降りてしまった。

この瞬間、易さんはすばやく落下地点を見定め、両手を広げながら走り出した。ドスンと大きな音とともに、張さんは易さんの右腕を押しつぶす形で地面に落下。残念ながら命は助からなかった。易さんも意識不明となり、病院に運ばれた。

易さんは肩、首、肋骨など10数カ所を骨折する重傷。深センで出稼ぎ中だった両親が、知らせを聞いてすぐに駆け付けた。張さんの親せきが見舞金を持ってきたが丁寧に断り、治療代約6万元(約78万円)は大学や同級生らのカンパでまかなった。

1カ月半ほどで退院した易さんだが、あと1年ほどはコルセットが必要な生活になる。仕事を辞めた両親が付きっきりで身の回りの世話をしているが、収入が途絶えたため、一家は現在、借金暮らし。その額はすでに7万元(約91万円)を超えているという。(翻訳・編集/NN)

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