広がる水質汚染、政府が22兆円拠出へ―中国

Record China    2012年2月18日(土) 17時23分

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16日、中国は今後3年間で1兆8000億元(約22兆5000億円)を水質汚染の対処や検査に拠出すると公表した。写真は11年7月、海草が大量発生した山東省青島市の海水浴場。

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2012年2月16日、中国は今後3年間で1兆8000億元(約22兆5000億円)を水質汚染の対処や検査に拠出すると公表した。これにより、中国は今後10年間で4兆元(約50兆円)を水利に掛けることになる。BBC中国語版が伝えた。

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中国の河川の水質汚染は深刻で、4分の1近くの河川が侵され、3億人が安全な飲用水を得られない状況にある。中国水利部の胡四一(フー・スーイー)副部長は、重度の工業汚染と農業灌漑用水の流出などによる水質汚染で、中国の河川の半分しか水質基準に適合できていないありさまだと吐露した。

中国水利部では、体制を整え、各業界や地域からのさらなる汚染を食い止めようとしている。胡副部長によると、中国の水質検査部門では人的物的なリソースが著しく不足しており、一部地域の水質検査は1カ月に1度しか行われず、検査能力の深刻な不足を露呈している。そこで、中国は水資源の制御能力強化に重点を置いた、全国的な水資源情報管理システムの構築に着手した。取水、用水、排水の管理・観測など、破損した灌漑システムや危険なダムの改修工事などがこれに含まれる。

ロイターの報道によれば、この1兆8000億元の一部はダム建設や「南水北調(南部の水を北部に送る)」プロジェクトに使用される予定だ。目下、中国の水質汚染問題は、05年に松花江のベンゼン汚染がハルピン市の水道水に影響を与えるなど、比較的富裕な都市にも影響を与え始めている。最近では広西チワン族自治区・龍江河のカドミウム汚染事件なども発生している。(翻訳・編集/渡邊英子)

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