重慶が日本のアニメ「重神機パンドーラ」のモデル都市に―中国メディア

人民網日本語版    2018年3月28日(水) 23時50分

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SF・3Dのような雰囲気漂う重慶がアニメの舞台となり、世界中の多くの人がそれを見ることになりそうだ。

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SF・3Dのような雰囲気漂う重慶アニメの舞台となり、世界中の多くの人がそれを見ることになりそうだ。「変形の河森」と呼ばれる日本アニメ界の巨匠・河森正治さんが総監督を務める新作テレビアニメ「重神機パンドーラ」で、重慶が次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発が起こる舞台・翔龍のモデル都市となっており、登場する建物やグルメなども重慶を代表するものばかりだ。同作品は、日本だけでなく、中国、米国でも放送され、25日に重慶で開催されたイベントでは、4月の放送スタート前に大勢のファンが一足早くこの新作アニメを楽しんだ。重慶晨報が伝えた。

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多くのアニメファンの間でカリスマ的存在の河森さんは今回、中国の各業界と初めて連携して「重神機パンドーラ」を製作した。企画・製作に携わっている福建省の海雲天龍文化伝媒(Xiamen Skyloong Media)のプロデューサー・孫さんによると、「重神機パンドーラ」は全26話で、中国語、日本語、英語など8カ国語で世界で放送される。重慶はそのアニメの舞台・翔龍のモデルとなった。

時は2031年、翔龍で起こった次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発が原因で、世界中に特異進化生物「B.R.A.I」が出現。翔龍は、滅亡の危機に瀕した人類を守るという重要な使命を負うというのが、この作品のストーリー。

渝中区、洪崖洞、磁器口、李子●(土へんに覇)軌道駅などのランドマーク、観光スポット、火鍋、麺料理などのグルメなど、重慶の多くの文化的要素が同アニメの隅々にまで登場する。

孫さんは、「舞台のモデルに重慶を選んだのは、私と河森監督の共通の願いだった。河森監督は、『マクロスΔ』の素材を探している時にも、重慶軌道交通2号線が高層ビルの間を走っている画像を見て、強いインパクトを受け、私と一緒に視察に行ってみたら、とても満足していた」と説明する。

河森監督はその後も重慶に2度足を運んだといい、「重慶をモデルにすることに決めた後、立体迷宮のようなホテル・洪崖洞大酒店に泊まったほか、その近くの重慶美術館を見学した。さらに、山や川を通る地下鉄・都市鉄道に乗り、沿線にあるユニークな建築構造と不思議な地理・地形がとても気に入っていた。そのような景色が『重神機パンドーラ』に登場する」という。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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