2012年2月8日、中国の映画関係者養成校の名門大学、北京電影学院で受験申込手続きのため、全国から大勢の受験希望者が同学院に集まった。10日付で重慶商報が伝えた。

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この日の北京市は氷点下10度の厳しい寒さだったが、受験希望者たちは北京電影学院に続々と到着。23学科で計455人の募集に対し、受験申込手続き完了者は2万5000人余りで、競争率は約55倍。大スターのシュー・ジンレイ（徐静蕾）やヴィッキー・チャオ（趙薇）、ホアン・シャオミン（黄暁明）を輩出した演劇科には、募集人員85人に6000人が受験を希望。全国各地から集まったよりすぐりの美男美女たちが、競争率70倍の「狭き門」に挑むことに。

北京電影学院入学を希望する受験生たちの優れた容姿は、毎年多くのメディアの注目を集めている。今年の受験希望者は平年よりファッショナブルで、ハッとするほど美しい学生が多かった。なかでも黒いマフラーにリュックを背負った男子学生は「最もカッコいい受験生」としてインターネット上で有名に。しかし、同学院演劇学院の王勁松（ワン・ジンソン）副院長は「演劇科はスター養成所ではない。芸術家としての人材を養成する場所だ。スターになりたかったら、テレビのオーディション番組がある。受験生の化粧は厳禁。化粧や華美な服装は試験官のマイナス評価の対象になる」と受験生に注意を促している。（翻訳・編集/本郷）