中国マイクロブログの炎上力、外資企業の脅威に―韓国紙

Record China    2012年2月12日(日) 9時47分

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10日、韓国紙・朝鮮日報は中国の微博(マイクロブログ)に関するコラムを掲載した。微博が生み出す「炎上」は中国政府のみならず、企業をも脅かすものとなっている。写真は2011年、羅氏によるシーメンス冷蔵庫破壊の抗議パフォーマンス。

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2012年2月10日、韓国紙・朝鮮日報は中国の微博(マイクロブログ)に関するコラムを掲載した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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1月23日は旧正月。旧暦新年の始まり、午前0時0分1秒に新浪微博では秒間3万2312件もの新年のあいさつ・つぶやきが書き込まれた。ツイッターなど海外のマイクロブログを含めた世界記録を樹立した。今や各社合計3億人のユーザーを誇る中国マイクロブログは大きな力を示している。

昨年の高速鉄道追突事故に象徴されるように、中国マイクロブログは社会問題への注目を高め、政治関係者に圧力をかける要因ともなっている。だが、その力は政治問題にとどまるものではない。

先日、「ケンタッキーフライドチキンの宅配を頼む時、イケメン宅配員でよろしくと注文したら、本当にイケメンが届けてくれた」との書き込みが話題となった。その過熱ぶりにケンタッキー側も「特別なサービス」を提供しているとの誤解を受けるのではと焦りを見せ、「当社のサービスは通常の宅配だけです」との声明を発表した。

さらに昨年9月には著名ブロガーの羅永浩(ルオ・ヨンハオ)氏が「シーメンス製冷蔵庫のドアには品質問題がある」とマイクロブログで発言。北京市のシーメンス・オフィス前で冷蔵庫をハンマーで破壊するパフォーマンスを見せた。シーメンス側は当初、品質問題を否定していたが、騒ぎの拡大を受け後で謝罪している。マイクロブログが生み出す「炎上」は中国政府だけではなく、企業にも大きな影響を与えるものとなっている。(翻訳・編集/KT)

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