<石炭輸入量>中国が日本を抜き世界一位に=アジアの石炭市場に変化―SP華字紙

Record China    2012年1月28日(土) 12時10分

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27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国が日本を抜き世界最大の石炭輸入国になったと報じた。近年、アジアの石炭需要が大きく高まっているという。写真は浙江省杭州市、石炭を運ぶ輸送船。

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2012年1月27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国が日本を抜き世界最大の石炭輸入国になったと報じた。

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26日、日本の財務省が発表した統計によると、日本の2011年石炭輸入量は前年比5.1%減の1億7520万トン。21日に中国税関が発表した統計によると、中国は11%増の1億8240万トンで、両国の輸入量は逆転した。世界経済の低迷で鋼鉄生産量が落ち込んだこと、東日本大震災で火力発電所が被害を受けたことが、日本の石炭需要減少につながった。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、近年、アジアの石炭市場は大きな変化を迎えているという。中国などかつての輸出国は純輸入国に転換。またインドやベトナムなどは大気汚染問題、気候変動問題への影響も顧みず、輸入を拡大している。

石炭需要の高まりを受け、世界の石炭業界では買収、合併の再編が活発化してきた。中国企業もオーストラリア企業に買収を打診するなど積極的な動きを見せている。(翻訳・編集/KT)

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