2012年1月24日、中国新聞網によれば、旧正月（春節）の長期連休を利用して多くの中国人観光客が欧州を訪れており、その消費に期待が高まっていると、仏華字メディア・欧州時報ウェブサイトが伝えた。

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今年の欧州ツアーの旅行費用は例年と比べて10％以上も上昇しているが、参加者は増加しており、昨年の115％に達した。多くは都市部の「ニューリッチ」層で、欧州を訪れる最大の目的はショッピングだ。その旺盛な購買意欲は欧州各地にとってまさに救世主。わざわざ旧正月に合わせてバーゲンを開催し、中国人好みの商品をズラリ並べて待っている。

欧州危機による元高ユーロ安も追い風となっているようだ。中国人観光客が好んで買うお土産は、スイス製腕時計やチョコレート、仏ブランドバッグ、眼鏡、化粧品、香水、イタリア製のアクセサリーなど。関税により中国国内では割高のタバコや酒類も人気が高い。1人あたりの消費額は数万〜十数万元（1元＝約12円）は当たり前で、中には数十万元もの買い物をする人もいるという。（翻訳・編集/岡田）