11年に摘発された汚職官僚14万人超、前鉄道相も―中国

Record China    2012年1月8日(日) 8時54分

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6日、中国共産党中央紀律検査委員会監察部によると、中国で11年に摘発された汚職・腐敗官僚は14万人に上った。写真は劉志軍前鉄道相。

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2012年1月6日、中国共産党中央紀律検査委員会監察部によると、中国で11年に摘発された汚職・腐敗官僚は14万人に上った。英BBC放送の中国語サイトが伝えた。

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中国国家腐敗予防局によると、11年に摘発した官僚は14万2893人で、09年の10万6626人を大幅に上回り、回収した経済的損失は84億4000万元(約1012億8000万円)だった。このうち、処分を受けた県レベル以上の共産党幹部は4843人、司法機関に移送された県レベル以上の共産党幹部は777人に上った。

また、全国の紀律検査機関への11年の通報件数は134万7859件で、そのうち初期段階の検査で実際に紀律違反に該当した件数は15万5008件だった。

中国共産党中央紀律検査委員会によると、当局は現在、劉志軍(リウ・ジージュン)前鉄道相や田学仁(ティエン・シュエレン)前吉林省常務副省長、黄勝(ホアン・ション)前山東省副省長など汚職高官の立案・調査に当たっている。

一方、重慶市の地元紙・重慶晨報によると、汚職の摘発に力を入れている同市では、政府が実名での告発を市民に呼び掛けている。通報者の身の安全を保証すると共に、刑事罰に至った重大案件に関する有力な実名通報に対して事件関連金額の3〜5%の報奨金を提供する制度を採用しているという。(翻訳・編集/HA)

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