中国で旧正月用の記念切手が不評、「竜が凶悪で怖すぎる」―英メディア

Record China    2012年1月6日(金) 19時56分

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5日、中国で春節(旧正月)に合わせて発行された竜の絵柄の切手が「怒っているようだ」「凶悪で怖すぎる」と不評を買っている。

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2012年1月5日、中国で春節(旧正月)に合わせて発行された竜の絵柄の切手が「怒っているようだ」「凶悪で怖すぎる」と不評を買っている。英BBC放送の中国語版ウェブサイトが伝えた。

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問題になっているのは、今月23日の春節に合わせて発行された記念切手。新年の干支に合わせて竜の絵柄が描かれたものだが、これが中国のネット上で「これほど恐ろしくする必要があったのか」と不評を買っている。

作家の章詒和(ジャン・イーホー)氏は中国版ツイッター・新浪微博で、「新聞を広げるとこの切手の絵柄が目に飛び込んでくる。怖くてびっくりする」と不満をあらわに。中国共産党機関紙・人民日報の元高級編集、許林(シュー・リン)氏も「対外的に猛々しくするのはある意味当然だが、これらの切手は国内向けのもの。ここまで恐ろしくする必要はあるのか?」と疑問を投げかける。

これを受け、切手を発行した中国郵政は絵柄について「歴史と現代の見事な融合」と譲らない。設計者の陳紹華(チェン・シャオホア)氏も「竜は邪気を払い、平和と幸せを運んでくれる。だから、このように強くたくましいイメージにした」と説明する。

だが、切手はネット上での不評をよそに各地の郵便局で長蛇の列ができるほどの人気ぶり。早くも売り切れになった局もあるという。(翻訳・編集/NN)

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