中国のパクリ業者が「インド製」と偽ってニセモノを販売―インドメディア

Record China    2012年1月6日(金) 10時37分

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1日、インドの英字紙は「中国のパクリ体質のとばっちりが『メイド・イン・インディア』にまで―その規模は50億ドル」と題した記事を掲載した。写真は11年3月、河南省で摘発された偽タバコ。

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2012年1月1日、インドの英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディア(電子版)は「中国のパクリ体質のとばっちりが『メイド・イン・インディア』にまで―その規模は50億ドル」と題した記事を掲載した。5日付で新華社通信(電子版)が伝えた。

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中国のパクリ業者が最近、インドの大手日用品メーカー「ダブール・インディア」や「ITC」などの偽物商品づくりに精を出している。これら企業の損害額は年間50億ドル(約3830億円)に達するとみられている。

ダブール・インディアの経理部長は「中国はわが社の偽物商品を大量に生産している。中国政府も適切な措置を取ろうとしていない」と頭を抱える。こうした偽物商品には堂々と「メイド・イン・インディア」と表示され、インドやアフリカで売られているという。同社は「粗悪で安価な商品がブランドイメージを大きく損ねている」と怒りをあらわにしている。

タバコで有名なITCも同様の被害をこうむっている。複数の人気銘柄の偽物が大量に出回っているという。こうした状況に対し、インド消費税関税中央委員会は「中国は本当に頭の痛い存在。ノキアやアディダスなど有名ブランドの偽物から、ニセ薬まで作っている」と指摘。アフリカでは中国のパクリ業者が「インド製」と偽って販売した薬を飲んだ多くの患者が深刻な健康被害に遭っているという。(翻訳・編集/NN)

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