<中国人が見た日本>家は日本で買おう!中国の不動産は高すぎ、かつ財産権は70年限り

Record China    2012年1月2日(月) 10時14分

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31日、新浪ブログに「家は日本で買おう!」と題した記事が掲載された。中国人ブロガーが東京郊外の不動産価格を伝えた雑誌記事を引用し、日本の不動産価格は中国よりも割安だと紹介している。写真は新宿のビル群。

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2011年12月31日、新浪ブログに「家は日本で買おう!」と題した記事が掲載された。中国人ブロガーが東京郊外の不動産価格を伝えた雑誌記事を引用し、日本の不動産価格は中国よりも割安だと紹介している。以下はその内容。

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口からでまかせを言うつもりはない。ただこう言いたい、中国人が住宅に支払う代価は高すぎる!

2011年49号(12月19日)の『中国経済周刊』に、「日本の不動産の激戦区は東京郊外」という記事が掲載された。

「住宅の平均価格は2000万〜3000万円で、販売対象は「年収400万〜700万円の低収入層が想定されている。この層は年齢が20〜30歳前後で、若者でも年収の4〜5年分で家が購入できる。東京の中心部にはほとんど土地が残っておらず、都心から20〜30キロ離れたエリアの需要が高い。都心へ電車で30分以内、職場まで一時間という通勤時間は、東京ではごく普通のことだ。1平米40万円という価格も、高い不動産価格に鍛えられた東京の人々にとってはリーズナブルだ」

日本の住宅は中国人が思う住宅とは異なっている。日本は地震が多く、中国のようなエレベーター式の集合住宅は少なく、二階建ての一軒家が多い。プールはないが、小さな庭と車庫は必ずついている。私たちが子供の頃から見ている『ドラえもん』ののび太の家のようなものだ。

しかも、日本では土地は永久に所有することができる。成田空港の16L滑走路は、立ち退きを拒む住民によって現在でも2500mにとどまり、B滑走路には世界的に有名な「N-HOLD」と「S-HOLD」という待機場所までできてしまった。

広大な面積を誇る中国には、新疆、青海、チベットやゴビ砂漠、内モンゴルの砂漠や黄土高原、大興安嶺、小興安嶺の原生林、四川、貴州、雲南、広西の十万大山、そして自分たちを養う耕作地があるが、人が住むことのできる場所は思うほど多くない。だが、狭い土地のために海を埋め立てて空港を造らなければならない日本よりはましだろう。

だが、実際には私たちは日本人の十分の一の収入で、日本人よりも高い金を払って、日本よりも狭く、財産権わずか70年の家を買うのだ。バカみたいな話ではないか!

杜甫が『茅屋、秋風のために破られし歌』で「何とかして大きな屋敷を建てたい」と歌った声は、千数百年経った今もこの大地に響きわたっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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