失われゆく中国の歴史=遺跡4万4000個所が消失―台湾メディア

Record China    2012年1月2日(月) 13時55分

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12月30日、台湾Nownewsは、中国本土の遺跡4万4000個所が消失したと報じた。中国各地には76万個所の遺跡があるが、その4分の1で保存状況が問題となっている。写真は2010年、江西省。ビル取り壊し工事中に発見された明代の城壁。

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2011年12月30日、台湾Nownewsは、中国本土の遺跡4万4000個所が消失したと報じた。

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中国新聞社の報道によると、開発の進展に伴い貴重な遺跡の消失が続いているという。中国本土には計76万6722個所の遺跡があるが、うち4万4000個所がすでに消失している。現地住民が勝手に取り壊したり、あるいは建設に伴い撤去されるケースが多いという。

中国では遺跡を保存するため、全遺跡のリスト作りを進めている。5万人が動員され、5年以内に完成させる目標だ。調査の結果、「保存状況がやや悪い」と判断された遺跡は全体の17.7%、「悪い」と判断された遺跡は8.4%に上る。(翻訳・編集/KT)

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