2011年12月30日、ブルームバーグによると、北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記の後継者に決まった三男、金正恩（キム・ジョンウン）氏について、脱北した元北朝鮮経済人で朝鮮統一開放銀行元副総裁、崔世雄（チョ・セウン）氏は「韓国とも中国とも異なる独自の市場経済、資本主義国家を実現するだろう」と評価した。シンガポールの聯合早報が報じた。

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1980年代に北朝鮮財政相を務めた崔熙碧（チョ・ヘビョク）氏を父に持つ50歳の崔氏は、95年に北朝鮮を逃れ、現在ソウルで投資企業管理職を務めている。このほどソウルで取材を受け、正恩氏について「ほかの誰よりもいい人選だ。スイスで教育を受け、集団競技のバスケットボールが好きと聞いている。父親に比べてより開放的な性格かもしれない」と述べた。

同氏はまた、北朝鮮には約7000兆ウォン（約470 兆円）規模の未開発鉱物資源が眠っていると指摘。「手つかずの資源を生かすことで、製造業主導の技術立国も可能だ」と期待を示した。（翻訳・編集/AA）