中国初のスーパー高速道路が2022年に開通予定、スピード違反の心配なし―中国メディア

人民網日本語版    2018年2月26日(月) 13時50分

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浙江省は中国初のスーパー高速道路を建設する予定である。同高速道路はスマート、スピーディ、グリーン、安全といった四つの要素を備えているという。

浙江省は中国初のスーパー高速道路を建設する予定である。同高速道路はスマート、スピーディ、グリーン、安全といった四つの要素を備えているという。

このスーパー高速道路では、ビッグデーターによって駆動するスマート・クラウドコントロールプラットフォームを構築する見通しである。スマートシステム、車両コントロールなどを通して、効率的に高速道路での車両運行速度を高め、現在の平均時速である90km/hに基づき、車両のスピードを20−30%向上させる。人、車両、道路の協同システムを築き、将来的には無人運転を全面的に支持し、無線充電技術を組み合わせることで走行時の充電を実現させる。

「現在浙江省の高速道路での平均走行速度は90km/hで、制限速度の120 km/hを大幅に下回っている。しかし、スマートシステムと車両コントロールを通して、スピードを20−30%向上させる。また、ドイツとイタリアの技術を参考にすることで、浙江省のスーパー高速道路は将来的に制限速度を120km/h以上にすることができる」と同高速道路の責任者は語った。

自動化は自動車産業の将来の発展方向だ。同責任者によると、短期的な目標として、太陽光パネルや充電スタンドなどを通して、電気自動車向けの充電サービスを提供する。また、長期的な目標として、移動式の無線充電の設備を設置し、自動車を走らせながら充電することを実現させる。

スマート化に基づき、スーパー高速道路はシステムの安全性を高め、事故の発生率を最低レベルに抑えることを目標としている。また、同責任者によると、浙江省はイノベーションだけでなく、新しい技術と新しい材料の経済性にも配慮しているため、同省のスーパー高速道路の建設はモデルケースとなり、その経験を他の地域に活用することもできる。

スーパー高速道路は2022年杭州アジア競技大会の開催前に完成する見通しだという。(提供/人民網日本語版・編集/HQ)

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