2018年2月19日、米華字メディアの多維新聞によると、フィリピンのドゥテルテ大統領は、中国ビジネスクラブの年次イベントで、「中国はフィリピンを中国の一つの省に変えることができる」とジョークを飛ばしたという。

記事によると、ドゥテルテ大統領は「もし望むなら、われわれを中国の一つの省に変えることができる。福建のように」と語り、「中華人民共和国フィリピン省」と付け加えると、会場は大いに沸いたという。

ドゥテルテ大統領は、中国が領有権を主張する南シナ海のスカボロー礁（中国名：黄岩島）について「習近平（シー・ジンピン）国家主席はいかなる構造物も建設しないと約束した」とし、「彼は信用を重んじる人だ」と述べた。

中国の南シナ海での「軍事施設」建設については「それは私たちのために意図されたものではなく、米国に対抗するためのものだ」とした。（翻訳・編集/柳川）