金正日の死と毛沢東の死=洗脳が生み出した人民の幸福―SP華字紙

Record China    2011年12月23日(金) 12時39分

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22日、北朝鮮の金正日総書記死去について、朝鮮中央通信は号泣し悲嘆に暮れる北朝鮮人民の写真を配信しているが、1976年の毛沢東死去当時の情景と重なって見えると感慨にふける中国人も少なくない。写真は朝鮮中央テレビが放送した悲しみに暮れる北朝鮮国民。

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2011年12月22日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、北朝鮮の金正日総書記死去について、朝鮮中央通信は号泣し悲嘆に暮れる北朝鮮人民の写真を配信しているが、1976年の毛沢東死去当時の情景と重なって見えると感慨にふける中国人も少なくない。

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「毛沢東が死んだ時、中国人は太陽が失われたと思った。世界の終わりが来たんだと思った。だけど、太陽は変わらず昇ったんだ。北朝鮮人民にも幸運は残されているだろうか」とは、ある中国ネットユーザーによるマイクロブログでのつぶやき。

「毛沢東個人崇拝時代の中国と北朝鮮は似ている。突然の死去の報を聞けば、自然と悲しみが湧いてくる。今、中国人の生活は違う。誰が死のうが関係ない。飢えることはないからだ」。64歳になる陳さんはこう話している。

中国中央電視台(CCTV)の元司会者・楊瀾(ヤン・ラン)さんもマイクロブログで次のようなコメントを残している。「毛沢東が亡くなった時、私は小学2年生だった。クラスメートはみんな泣いていた。私は恐怖に駆られて先生に質問したことを覚えている。毛主席がお亡くなりになってしまったら私たちの生活はどうなるのでしょう?学校をやめて働かないといけないのでしょうか、とね」

「当時の幸福は洗脳と催眠によって生み出されたもの。本当に不思議な時代だった。もっともそうした洗脳は強力なように見えて、本当は脆弱(ぜいじゃく)。国が開放されれば、神話はすぐに滅び去る」(翻訳・編集/KT)

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